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令和7年6月 第81回定例招集あいさつ

記事ID:0024654 印刷ページ表示

 本日、ここに、伊方町議会第81回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、何かとご多忙の中、ご出席を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございます。

 また、日頃から、町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 議員の皆様には、改選後初の定例会となります。より良いまちづくりに向けて、皆様とともに、地域の未来を見据えた議論を進めたいと思っております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 まず、本年1月から3月にかけて、岩手県大船渡市や長野県上田市をはじめ、全国的に林野火災が発生をしました。愛媛県内におきましても、3月に今治市で大規模な林野火災が発生し、西条市を含め広範囲にわたり延焼し、人的被害や建物被害が確認され、あらためて「火の怖さ」を痛感したところでございます。被災されました方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

 本町におきましては、今年度より新たな広域消防体制となり、町内にも消防署が整備をされることとなっております。既に出水期に入っておりますが、火災や地震対策を含め、今後とも関係機関と連携して町の防災力の強化に努めて参る所存でございます。

 また、長期化するロシアのウクライナへの軍事侵攻やイランとイスラエルの紛争に加え、先日はアメリカがイランの核施設を攻撃するなど、中東情勢が一段と緊迫化しております。今朝のニュースでは、イスラエルとイランの停戦が合意したとトランプ大統領が発表したとのことではありますが、今後日本をはじめ、国際社会全体に与える影響が今後どうなっていくのか、引き続き注視してまいりたいと思っております。

 さて、5月中には、恒例となりました「はなはなまつり」や「きららまつり」、「ふるさとウォーク」などのイベントを開催し、町内外から多くの方に参加をいただきました。運営にあたり、ご協力をいただいた関係者の皆様には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

 今後も、きなはいや伊方まつりや、瀬戸の夕凪まつりなど、夏のイベントの成功に向けて、職員をはじめ、関係者一丸となって万全の準備に取り組んでおりますので、議員各位におかれましては、引き続きご支援とご協力を賜りますよう、お願いいたします。

 次に、原子力発電所についてでございます。ご案内のとおり、伊方3号機の30年を超える運転にあたり、昨年、四国電力が新たな制度に基づいて国に申請した「長期施設管理計画」については、本年3月、認可がなされ、町としても今月初め、原子力規制庁から、審査内容を確認したところでございます。そのうえで、あらためて四国電力に対して、今後も最新の知見を反映することや、製造が中止された部品について適切に対応すること、さらに技術力の維持・向上と人材育成に取り組むよう求めますとともに、国に対して、引き続き厳格に監視していただくよう、求めたところでございます。更に、乾式貯蔵施設が完成し、7月からの運用開始にあたり、先日、知事とともに現地を視察しました。今後とも伊方発電所の運転に関しては、安全を最優先に取り組むよう求めてまいりますので、議員各位には、引き続きご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、今定例会の補正予算に盛り込んでおります、主な取組みといたしましては、

・亀ヶ池の水質向上のための浄化装置の整備費

・瀬戸アグリトピア宿泊棟改修に必要な追加経費

・避難に支援を要する方の木造住宅への耐震シェルター整備支援

・九町小学校の閉校記念事業に係る経費 などを計上いたしておりますので、ご審議のほど、よろしくお願をいたします。

 さて、今定例会に提案いたします案件でございますが、報告案件1件、条例制定5件、補正予算6件、契約8件、人事案件1件でございます。

 いずれも、町政を進めるうえで非常に重要な案件でございますので、会期中よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますよう、お願いを申し上げ、招集のあいさつといたします。

 よろしくお願いいたします。