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令和4年6月 第69回定例招集あいさつ

記事ID:0018159 印刷ページ表示

 本日ここに伊方町議会第69回定例会を招集致しましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、ご出席を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございます。また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 まず、新型コロナウイルスの感染状況につきましては、報道等でもご案内のとおり、全国をはじめ、愛媛県内でも減少傾向にはあるとはいえ、まだまだ連日多数の新規感染者が確認されており、伊方町におきましても、未だに予断を許さない状況が続いております。このような中、「感染対策」と「社会経済活動」の両立を念頭に、先月の「はなはな祭り」を皮切りに、来月末には3年ぶりとなる「きなはいや伊方まつり2022」の実現に向けて、「賑わいの復活」に取り組んでいる所でございます。
 一方で、4回目のワクチン接種につきましては、主に60歳以上の方が対象になりますが、これまで同様、集団接種、個別接種により、安心・安全に接種いただけますよう、引き続き全庁一丸となって取り組んで参ります。町民の皆様にも引き続き、感染拡大の防止に関しまして、一層のご協力をお願いする次第でございます。

 次に、亀ケ池温泉の再建に関しましては、現在もなお、多くの励ましの声や、ご寄附をいただき、この場をお借りして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。本格再建につきましては、以前にも増して、皆様にも喜ばれ、親しまれる施設となるように、収支改善などを視野に入れ、様々な角度から検討を重ね、今回の補正予算で、再建事業費を計上致しており、来年夏の復活オープンに向けて取り組んでまいります。

 次に、懸案の、障がい者グループホームにつきましては、これまでの検討を踏まえ、地元の理解も得られましたので、今回の補正予算では、設計業務委託費を計上しており、川永田地区内での施設整備に向けて取り組んでまいります。
 更に、地域博物館につきましては、町内に点在する機能を集約し、佐田岬半島の自然や文化を紹介する中核施設として、今年度中の完成を目指し取り組んでまいります。

 次に、豊予海峡ルートに関してではありますが、先月30日に大分市主催により東京都で行われた「豊予海峡ルート推進シンポジウム」にパネリストとして参加して参りました。既に大分市では、豊予海峡ルートの実現に向けて、佐田岬半島と大分を結ぶ方法として、トンネルと橋の両方について、事業費や経済効果などについての調査を終えております。
 原子力発電所の立地町である当町におきましても、万が一の有事を想定致しますと、この伊方町と九州が陸路で繋がることは、町民の生命を守るという観点からも、まさに「命の道」となり、もちろん経済効果も期待できます。本構想の実現には、様々な課題が予想される所ではありますが、少しでも実現に近づくことができるよう、大分市とも連携し、子どもたちの未来のためにも、小さなまちから大きな声をあげ続けることが重要であると信じているところでございます。

さて、今定例会に提案を致します案件でございますが、
・報告案件 4件
・町長の専決処分事項報告の条例の一部改正 2件
・町長の専決処分事項報告の補正予算 2件
・条例制定に関する議案 3件
・補正予算 2件
・工事請負契約の締結に関する議案 4件
・その他の議案 3件     でございます。

 いずれも、町政を進めるうえで、非常に重要な案件でございます。会期中よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のあいさつと致します。

 どうぞ、よろしくお願い致します。