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令和3年12月 第67回定例招集あいさつ

記事ID:0017223 印刷ページ表示

 先ほど黙祷を捧げました竹内一則議員のご逝去に際しまして、心から哀悼の誠を捧げ、ご冥福をお祈り申し上げます。
 本日ここに、伊方町議会第67回定例会を招集致しましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、ご出席を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございます。また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、今年も残すところあと僅かとなりました。今年1年を振り返ってみますと、昨年から世界中で猛威を振るっております新型コロナウイルスの感染対策に、終始したといっても過言ではありません。
 町民の皆様には、各種イベントの中止や規模の縮小を余儀なくされ何かとご不便、ご心配をおかけしたところでございます。様々なご協力に対し、心から感謝を申し上げます。現在のところ、新たに発見されたオミクロン株の影響を世界中が固唾を飲んで注目し、対応に追われておりますが、町といたしましても、ワクチン接種につきましては、第6波に備え、国・県連携のもと、来年2月以降、2回目の接種を完了した日から8ヶ月以上経過した方への、3回目の接種をはじめ、各種対策に万全を期すとともに、一日も早く、通常に戻ることを願っているところでございます。

 次に、亀ケ池温泉の落雷による焼失でございます。8月の、町の観光面における中核施設であるこの施設の焼失は、伊方町にとりまして前代未聞の事態でありましたが、現在では、これまでの懸案でありました「独立採算による運営を可能とする収益構造」の実現に向けて、「小さなまちのSDGs」を基本コンセプトに、施設・設備の機能計画を含めた再建基本計画を策定し、本格再開に向けて取り組んでおり、早期の仮営業開始を目指し、本年度末の温浴棟の復旧工事の完成に取り組んでいるところでございます。
 また、再建に役立てて欲しいと多数の方々から、ご寄附もいただいており、この場を借りまして、厚く御礼申し上げますとともに、引き続き、議員各位におかれましても、本格再開に向けてご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 
 一方、明るい話題といたしましては、本年開催の東京オリンピック2020におきまして、伊方町がホストタウンとして交流しております、イギリス領バミューダから、女子トライアスロン競技に出場致しました「フローラ・ダフィー選手」が、金メダルを獲得したことでございます。コロナ禍の最中の開催ということもあり、オンラインでの交流しかできませんでしたが、私もテレビ中継には釘付けで応援し、金メダル獲得に至るまでの健闘する姿に、大きな感動を味わうとともに、希望と勇気が湧いてまいりました。
 これを機に、今後におきまして、バミューダとの交流をはじめ、国際交流の在り方についても、しっかりと検討してまいりたいと考えております。
 
 次に、伊方発電所について申し上げます。伊方3号機は、今月2日に原子炉が起動し、現在、通常運転に向けて調整を継続しているところでございます。約2年の停止期間を経ての運転再開ということで、町としましても、これまで以上に緊張感をもって、住民の安心・安全を最優先に運転状況を監視してまいりたいと考えております。また、四国電力に対しましては、引き続き、技術力の維持・向上に努めるとともに、決して事故を起こさないという強い決意のもと、安全運転に細心の注意を心がけることなどを求めてまいりますので、議員各位におかれましては、引き続きご指導・ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 さて、今定例会に提案を致します案件でございますが、
・条例制定に関する議案 4件
・令和3年度一般会計及び特別会計補正予算 5件
・指定管理者の指定に関する議案 7件
・その他の議案 3件       でございます。

 いずれも、町政を進めるうえで、非常に重要な案件でございます。会期中よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のあいさつと致します。
 どうぞ、よろしくお願いを致します。