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令和2年 年頭のごあいさつ

記事ID:0013009 印刷ページ表示

 皆さま、あけましておめでとうございます。
 令和2年の初春を迎え、皆さまにはご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたものと謹んでお祝いを申し上げます。また、昨年中は町行政に対し、格別のご理解とご協力を賜り心から厚くお礼を申し上げます。

 昨年は5月に天皇陛下が御即位され、元号が「平成」から「令和」に改められました。令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められているそうです。新しい時代の始まりに、国民が大きな期待と希望を抱く一方で、国際情勢は不安定な動きを見せております。
 国内におきましても、昨年は台風19号をはじめ、自然災害により各地で大きな被害が発生いたしました。被災されました方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、近年多発しております異常気象等による自然災害に対応するため、防災・減災対策に一層努めなければならないと改めて強く感じております。
 現在の日本は国内の諸問題に加え、外交や国防の問題など重要な課題が山積いたしておりますが、令和に込められた思いのとおり、人々が互いを思いやり、心を寄せ合って助け合う中で発展していく、平和で穏やかな時代となることを切に願う次第でございます。

 また、新しい時代を迎えた節目に合わせ、昨年は町政懇談会「町長と語ろう」を開催し、農業・漁業や商工業、福祉など各産業分野の方や三崎高校生、女性団体など様々な立場の皆さまとお話させていただきました。いただいたご意見は実に様々なものでございましたが、私が共通して感じたのは、皆さまの伊方町を活性化したいという強い思いです。
 人口減少・過疎化は依然として本町の最重要課題でありますが、解決のための即効薬や特効薬はなく、一つ一つの問題に正面から丁寧に取り組んで参らなければなりません。私に与えられた町長としての任期は残りわずかでございますが、変わりゆく時代の中で伊方町が発展し続けるために、残りの任期も引き続き全力で取り組んで参ります。
 しかしながら、行政だけの力では何事も成し遂げることは困難でございますので、皆さまのご理解とご協力を、これまで以上によろしくお願い申し上げます。

 伊方発電所につきましては、順調に安全運転が継続されており、昨年末より第15回の定期検査に入っております。町といたしましては、今後も住民の安心安全を最優先に、日頃からの安全対策の徹底と正確で迅速な情報連携について、不断の取り組みを行って参ります。

 さて、遂に2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年を迎えました。世界中に興奮と感動を与えてくれる大会となることを大いに期待するとともに、伊方町といたしましても聖火リレーなどを通じ、共に盛り上げて参りたいと存じます。
 また、本年は「観光交流拠点施設佐田岬はなはな」のリニューアルが完了いたします。町内外の皆さまに伊方町の魅力を発信し、愛される拠点となりますよう整備を進めておりますので、完成いたしましたら皆さま是非お越しください。

 結びに、本年が皆さま方にとりまして希望に満ちた輝かしい年になりますよう、ご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私の年頭のごあいさつといたします。