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令和元年6月 第57回定例会招集あいさつ

記事ID:0012269 印刷ページ表示

 本日ここに伊方町議会第57回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、全員のご出席を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございます。
 また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、本定例会は平成から令和に改元後の、初めての定例会となります。
 平成の30年間の中で、新伊方町は合併により誕生し、14年が経過をしたところでございます。
 合併後の新町におけるまちづくりは、合併時に策定をした「新町建設計画」及び「伊方町総合計画」に基づき、「一体感の醸成」と「格差是正」を中心とした各種事業を実施して参りました。
 更に、合併から満10年を節目として、新たな「伊方町第2次総合計画」、及び人口減少対策を推進するための「伊方町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を、平成28年3月に策定をいたしまして、現在も取り組んでいるところでございます。

 私も、平成28年10月に町長に就任以来、2年半余りが経過をいたしましたが、就任当初に掲げました「融和と発展のまちづくり」につきまして、今後とも精いっぱい努めて参りたいと存じます。
 更に「総合計画」と「総合戦略」につきましては、計画、実施、評価、改善の検証を繰り返し行うなど、新しい令和の時代に、新たな気持ちで、町の様々な計画や目標、そして課題に取り組んで参る所存でございます。
 特に今年度は、伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」のリニューアル工事が開始をいたします。
 町の観光の中心となる施設として、町民の皆様に愛される拠点となりますように、また、「はなはな」の施設整備と合わせまして、新施設を核とした町内観光施設の運営支援など、観光誘客を導くための運営、施策の支援を進めて参りたいと考えております。
 議員各位におかれましては、町の諸施策につきまして、今後とも様々なご意見やご提言を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、伊方発電所についてでございます。
 現在、四国電力から申し入れを受けている事前協議につきましては、昨年5月25日に「乾式貯蔵施設の設置」についてを、更に、昨年の10月10日には「2号機廃止措置計画」を、国への申請と同時に、町へ申し入れをされているところでございます。2件とも国の審査中でございますので、審査が終わり次第、議員の皆様方にはご意見を賜りたいと考えております。
 いずれにいたしましても、伊方発電所につきましては、これまでと同様、安全性の確保を最優先に、日常の安全管理と情報公開に努めるなど、不断の取り組みを行うよう四国電力に対して求めて参りたいと存じます。
 議員各位には、引き続きご協力、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、今定例会の補正予算につきましては一般会計のみの提案でございますが、主な事業を申し上げますと、

総務費におきまして、地域商品券負担金が、2,148万1千円
農林水産業費におきまして、県営農地耕作条件改善事業負担金が、1,140万円
さらに、認定農業者経営発展支援事業といたしまして、960万5千円
商工費におきまして、伊方町観光施設運営支援業務委託が、1,492万9千円 を計上いたしております。

 以上が、一般会計補正予算の主な事業でございます。

 更に、今定例会にご提案をいたします案件でございますが、

・報告案件 2件
・条例の改正議案が 3件
・令和元年度一般会計補正予算 1件
・工事請負契約の締結に関する議案 2件
・指定管理者の指定の案件が 1件
・町道路線認定及び廃止が 各1件   でございます。

 いずれも、町政を進める上で非常に重要な案件でございます。会期中よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のあいさつとさせていただきます。
 どうぞ、よろしくお願いをいたします。