ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 歴史と文化 > 人物 > 陶芸家 > 森元 青芳

本文

森元 青芳

記事ID:0009225 印刷ページ表示

作品の写真

先生は、九町奥の出身で、現在伊予郡砥部町五本松に独立し窯を開設されておられます。
ここに先生の作品に対する思いを書いたものがありますので紹介します。
青芳人形は、砥部焼の伝統と技法を生かし創作した全くの手作りのもので、これは私が昭和3年3月3日生まれ故か、土を掌に載せると、自然に指先から形が生まれ出てくるもので、これも人形を作るために生を受けたような何か不思議なめぐり逢わせを感じています。真赤に燃える灼熱の窯の火が生命を吹き込み人形が誕生した瞬間たまらぬ愛しさを感じると同時に、私自身深い生きる喜びがこみあげてきます。
青芳人形を通して皆さまとの出会いを大切にし、自分の生涯の道として精進に励んでいきたいと念じています。
合掌

略 歴

生年月日 1928年3月3日生
出身地 伊方町九町
1950年 砥部へ
1951年 野本星黄氏と共同で八倉に矢取窯開窯
1962年 独立 青芳窯を五本松に開窯
現住所 伊予郡砥部町在住