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3月10日㈮、国の文化審議会は、佐田岬灯台の建物を国の登録文化財に登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。
佐田岬半島の先端に建つ佐田岬灯台は、大正7年(1918年)の建築で、鉄筋コンクリート造。
大正7年の初点灯から今年で100年目を迎えます。
灯塔は八角柱、灯室は円形平面で、四角い付属舎が付いており、上部の灯室のまわりの欄干部分や、出入口のひさしに四角形などの幾何学意匠が用いられており、わが国の鉄筋コンクリート造灯台の初期の形式をよく残していると評価されました。
現役の灯台の灯塔が国の登録有形文化財となるのは、四国初の快挙です。
さだみさきフリークBOOK vol.2「佐田岬灯台―四国でいちばん九州に近い灯台―」
佐田岬灯台を紹介するパンフレット。
佐田岬灯台の歴史や内部の構造、町内にあるその他の灯台などを紹介しています。
佐田岬はなはな、瀬戸農業公園、道の駅伊方きらら館、役場などで無料配布中。
A5版8ページフルカラー(編集・発行/町見郷土館)