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固定資産税の全期前納報奨金制度の廃止について
令和8年度から固定資産税の全期前納報奨金制度が廃止となります。
【 全期前納報奨金制度の概要 】
全期前納報奨金制度(第1期の納期限までに全期分を一括納付された場合に、報奨金が交付される制度)は、戦後の混乱した経済事情の中で、「税収の早期確保」と「納税意欲の向上」を図ることを目的として昭和25年に創設されました。
【 廃止の主な理由 】
(1) 一括納付をしたくとも全期前納できるだけの資力がない納税者は、制度を利用できず、不公平感があること。
(2) 制度の適用税目が固定資産税のみで公平性に欠けること。
(3) 創設時に比べ社会・経済情勢は大きく変化し、納税思想の普及などにより、所期の目的がおおむね達成されたこと。
