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伊方町が令和3年度に実施した電源三法交付金等事業の紹介
令和3年度電源三法交付金等事業の紹介
事 業 内 容 | 事業費 | 交付金充当額 | 事業概要 | |||||||||||||||||
伊⽅町国⺠健康保険診療所医療機器整備事業 | 4,862,000円 | 4,600,000円 |
九町・瀬⼾診療所:内視鏡⽤洗浄消毒器2式 |
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伊方町国民健康保険診串療所医療機器整備事業 | 2,761,000円 | 2,290,000円 | 串診療所:心電図・血圧脈波検査装置・往診⽤心電図・ホルタ心電図・クラウド型データ管理システム 各1式 | |||||||||||||||||
地域医療共同教育研究・診療事業 | 17,420,000円 | 13,000,000円 |
医師2名の人件費 |
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地域環境対策作業事業 | 19,961,257円 | 17,400,000円 | 作業員10名の人件費(8ヶ月分) | |||||||||||||||||
一般廃棄物収集運搬等業務委託事業 |
23,823,053円 |
22,800,000円 | 収集運搬作業・中間処理等委託(6ヶ月分) | |||||||||||||||||
スクールバス・地域巡回バス運行管理業務委託事業 |
34,638,580円 | 24,700,000円 | バス運行に係る人件費(6ヶ月分) | |||||||||||||||||
特別養護老人ホームつわぶき荘高圧受電設備改修工事 | 21,997,800円 | 19,600,000円 |
高圧受電設備取替 1式 ※伊方社会福祉協会への補助 |
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労働環境整備事業 | 5,676,000円 | 5,000,000円 | 農業者⽤トイレ設置3基 (大浜・中浦・川永田) | |||||||||||||||||
伊⽅町一般廃棄物最終処分場整備基金造成事業 | 395,842,000円 |
395,842,000円 |
最終処分場新設のための基金を造成 | |||||||||||||||||
伊⽅町電源立地地域対策交付金鳥津道路新設基金造成事業 | 50,000,000円 | 50,000,000円 | 鳥津道路新設のための基金を造成 | |||||||||||||||||
合 計 | 576,981,690円 | 555,232,000円 |
各診療所に医療機器を整備することによって安定的な医師確保が可能となり、身近な診療所で質の高い、安心・安全な医療を提供することができました。
民間事業者に一般廃棄物の収集運搬業務及び中間処理業務等を委託することで、収集運搬体制の充実及び公衆衛生の向上を図ることができました。
果樹園地付近にトイレを整備することで、農業従事者の労働環境を改善し、農業の振興を図ることができました。
〇広報・調査等交付金事業
広報・調査等交付金は、原子力発電に係る知識の普及や生活への影響に関する調査等の事業に対して交付され、原子力発電施設等についての理解向上を図るための交付金です。
伊方町が実施した主な事業は次のとおりです。
事業内容 | 事業費 | 交付金充当額 |
調査事業 | 1,368,969円 | 1,368,969円 |
広報事業 | 8,838,372円 | 8,666,432円 |
合 計 | 10,207,341円 | 10,035,401円 |
令和2年度に引き続き、放射線についてのセミナーが新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったことから、原子力や放射線に関する資料冊子を購入し、参加予定者や学校等に配布しました。また、伊方原子力広報センターに広報カレンダー作成を事業委託し、原子力に関する情報を掲載したカレンダーを各戸に配布することで、原子力の仕組み等に関する知識の普及啓発を行いました。
〇愛媛県原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金
原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金は、再稼働や廃炉など発電所を取り巻く環境変化が、町に与える影響を緩和するための支援として交付される交付金です。
再稼働による交付については、愛媛県から愛媛県原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金として、平成30年度から5年間、交付されます。
事業内容 | 事業費 | 交付金充当額 | 事業概要 |
鳥津道路新設基金造成事業 | 73,000,000円 | 73,000,000円 | 鳥津道路新設のための基金造成 |
町道宇和海線道路改良工事 | 92,999,500円 | 70,000,000円 | 道路改良 L=82.8m |
合 計 | 165,999,500円 | 143,000,000円 |
町道宇和海線道路(塩成~川之浜間)の改良工事を実施することで、各公共施設へのアクセスの改善と地域間交流の充実、地域住民の生活の向上を図りました。
〇原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金
伊方1号機と2号機の廃止により交付される原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金は、それぞれ平成29年度と令和元年度から10年間、国から交付されます。
伊方町が交付金を活用して実施した事業は以下のとおりです。
事 業 内 容 | 事業費 | 交付金充当額 | 事業概要 |
三崎高校町営寄宿舎整備事業 | 289,613,000円 | 286,410,000円 |
寄宿舎 RC造3階建 1,017.14m² 定員40名程度(20室) ※令和2年度から繰越 |
町道塩成港線道路改良工事 | 60,000,000円 | 47,000,000円 |
施工延⻑ L=102.7m 護岸整備 L=96.4m ※令和2年度から繰越 |
町道湊浦奥線(川永田)測量調査設計委託業務 | 27,717,000円 | 24,000,000円 |
計画延⻑ L=0.25km 測量業務1式 設計業務1式 調査業務1式 ※令和2年度から繰越 |
三崎高校スクールバス購入事業 | 7,098,920円 | 6,952,000円 |
バス車両更新(29人乗り) ※令和2年度から繰越 |
伊方町学校給食センター給食車整備事業 | 11,642,640円 | 11,308,000円 |
給食車 2台(瀬⼾便・三崎便) ※令和2年度から繰越 |
合 計 | 396,071,560円 | 375,670,000円 |
三崎高校は平成31年度より入学生の全国応募を開始しており、毎年多くの町外からの生徒を受け入れています。既存の速水寮だけでは生徒の受入れが困難であるため、新たな寄宿舎を整備することによって、生徒の受け入れ確保を図ります。
〇エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金
エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金は、 電源三法に基づく交付金ではありませんが、エネルギー構造の高度化等に向けた理解促進のための事業に対する補助金で、経済的社会的環境に応じた安定的で適切なエネルギーの需給構造の構築を図ることを目的とした補助金です。
令和3年度に、この補助金を活用して実施した事業は以下のとおりです。
事 業 内 容 | 事業費 | 交付金充当額 | 事業概要 |
教育施設のエネルギー 構造高度化事業 |
68,915,000円 | 64,042,068円 |
(1)太陽光発電設備 ・電池容量 20kw (2)蓄電池(パワーコンディショナー一体型) ・電池容量 16.2kw |
伊方中学校の屋上に太陽光パネルを設置することで、電力自給率の高い施設へと転換を図ることができました。 加えて、蓄電池も同時に整備することで、余剰電力を蓄えることができ、災害時指定避難所に指定されている同学校内の体育館への災害時における給電も可能となっています。また、玄関に設置されたモニターによって、リアルタイムな発電状況を見て学ぶことができ、生徒の省エネに対する理解促進を促すことができます。