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中村 修二

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月7日更新
  • 夢の製品・青色発光ダイオード
  • 世界中で注目されている発光ダイオード
  • 略歴
  • 著書

    高輝度青色発光ダイオード並び紫色半導体レーザーの開発により、
    ノーベル物理学賞受賞という世界的偉業を成し遂げた
    旧瀬戸町出身の科学者・中村修二さんを紹介します。


    中村修二さんの顔写真

    氏名

     中村 修二(なかむら しゅうじ)
    (カリフォルニア大学サンタバーバラ校材料物性工学部 教授)

    研究分野

    電子材料、結晶成長、半導体デバイス

    注目されている中村さんの発明は?

    高輝度青色発光ダイオード並びに紫色半導体レーザーの開発。
    これらは普段は耳慣れないことばですが、夢の製品として世界中に注目されている製品なのです。

    夢の製品・青色発光ダイオード

     発光ダイオードとは電気を通すと青く光る半導体のことです。光の3原色(RGB=赤・緑・青)のうち、赤と緑はすでに開発されていました。
     青が開発されれば多くの色を創り出すことができるのですが、長い間、世界の先進企業でも青は開発できず、実現は21世紀とも言われていました。
     そんな20世紀の1993年、中村さんの元勤務先である、徳島県の「日亜化学工業」が、世界で最初に量産化を実現させました。中村さんはたった一人で青色発光ダイオードの開発を成功させたのです!
     地方の中堅化学メーカーであったこの会社は、一躍世界で有名になりました。この分野の技術者や研究者は、みな驚きショックを受けました。
     中村さんは「独創性」と「粘り」を大事にしながら、長い間努力して世紀の偉業を成し遂げたのです。
     現在、中村さんは日本を離れ、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授として教鞭をとりながら、また研究者として「発光ダイオードの新たなる可能性」について研究を続けています。

    世界中で注目されている発光ダイオード

     青色発光ダイオードの開発で光の三原色がそろいました。発光ダイオードは、省電力で高出力。白色を作り出すこともできるので、蛍光灯に取って代わることになるでしょう。
     また、大型画面や電光掲示板などの実用化が可能になります。この技術は、次世代DVDをも生むきっかけにもなりました。
     他にも多くの用途が考えられ、なんと年間2,000億円規模の市場価値があると言われています。ゆえに発光ダイオードは「夢の製品」といわれているのです。

    略歴

    昭和29年5月愛媛県西宇和郡 旧瀬戸町に生まれる
    昭和52年3月徳島大学工学部電子工学専攻 卒業
    昭和54年3月徳島大学工学部大学院 修士課程修了
    昭和54年4月日亜化学工業株式会社入社
    昭和63年4月フロリダ大学 客員研究員
    平成 6年9月徳島大学より工学博士を授与
    平成 8年4月日亜化学工業株式会社 主幹研究員
    平成12年2月カリフォルニア大学サンタバーバラ校材料物性工学部 教授
    平成26年10月ノーベル物理学賞を授与すると発表

    小学校入学式

    旧瀬戸町立大久小学校入学式(昭和36年)の記念写真。
    ※上から2段目の向かって左から2人目が中村さんです。

    サンタバーバラ校にて

    現在はカリフォルニア大学サンタバーバラ校にて活躍中です。

    著書

    中村さんおすすめの3冊です!

    書籍名 怒りのブレイクスルー―常識に背を向けたとき「青い光」が見えてきた
    著者中村 修二
    出版年2001年4月
    出版社ホーム社
    書籍名

    21世紀の絶対温度―科学者の眼から見た現代の病巣の構図

    著者中村 修二
    出版年2002年4月
    出版社ホーム社
    書籍名 「中村修二の反乱 」 文芸シリーズ
    著者畠山 けんじ
    出版社角川書店
    出版年2001年10月
    内 容旧瀬戸町のことも詳しく書かれています。
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