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坪内 稔典

記事ID:0000245 印刷ページ表示

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先生は、伊方町九町の出身で現在大阪府に在住されておられます。
展示の中には『三月の甘納豆のうふふふふ』と言う小学校の教科書にも掲載された有名な句を坪内先生直筆により、パネルにして展示をしております。又、伊方原子力広報センターが1997年用に作成したカレンダーには先生がふるさと伊方を詠んだ17句も掲載されてあります。
先生は「これが俳句?」という独得の作品を続々と発表、「坪内稔典句集」も出版されておられます。
毎日新聞の余録欄で、おもしろい記事を見つけました。
正岡子規の研究で有名な先生は、10年ほど前から「子規と食べる1日」を催している。
明治35(1902)年9月19日、35歳で死去した子規の命日前後に、子規と同じ食事を食べ、飲んで語ろうという趣向らしい。子規は、死の前年の9月2日から日記「仰臥漫録」を書き初め、冒頭には、多くの場合、朝昼晩3食や間食のメニューを記している。
これを元に、坪内さんの奥さんが現代風にアレンジして腕を振るう。
子規と同じ食事を食べながら友人に子規の子孫も加わり、話は盛り上がることでしょう。

略歴

1944年4月22日生
伊方町九町出身
立命館大学大学院修士過程修了 現在京都教育大学教授
著書に「子規随考」「弾む言葉・俳句からの発想」他、句集に「朝の岸」「春の家」「わが町」その他多数
現在大阪府箕面市在住