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長野 六弘

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像の写真

 先生は、昭和34年11月17日、伊方町河内で生まれ、現在奈良県生駒市に在住されておられます。
 13歳の時彫刻家、平櫛田中(ひらくしでんちゅう 1872ー1979岡山県生まれ。昭和40年日本彫刻会結成 19年東京美術学校教授、帝室技芸員。37年文化勲章受賞)氏の写真集をみて感動し木彫家への夢を大きく膨らませ、昭和50年、高知県工芸彫刻に入門し、木彫の基礎を礎き上げました。翌年伊方町に戻り、佛師としてスタートし、独学で彫り始められました。
 昭和56年、愛媛県展に、制叱迦童子を出品、この作品が特選に輝きました。
 今回きらら館に展示しているのは、眼をいからす忿怒相で、右手に戟、左手に塔をささげ、足下に邪鬼を踏まえ、地天の掌の上に立つ四天王のうちの一天「毘沙門天立像」です。皆さん一度きらら館に足を運び是非この毘沙門天をご鑑賞下さい。

先生の代表作として、
不動明王二童子(神戸市再度山大龍寺)、 文殊菩薩(那覇市松山天典寺)、 如意輪観音菩薩座像(神戸市成田山別院)、 大日如来座像、 阿弥陀如来座像、 愛染明王座像、 弘法大師座像(三木市三木不動院)、 その他多数があります。