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平成29年 年頭のごあいさつ

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 佐田岬の魅力発信を強化し 伊方ファンのトリこみへ

 皆さま、明けましておめでとうございます。

 平成29年の初春を迎え、皆さまにはご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたものと謹んでお祝いを申し上げます。また、昨年中は町行政に対し、格別のご理解とご協力を賜り心から厚くお礼を申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、10月の町長選挙におきまして、多数の方々の温かいご支援により伊方町長に就任させていただき、私にとりまして人生の大きな節目となる年でございました。

 伊方町も人口が1万人を割り、深刻化する過疎化、少子高齢化、第一次産業の後継者不足、それに伴い増え続ける空き家の問題など多くの課題を抱えております。町政運営を任せていただいた責任の重大さを痛感するとともに、皆さま方から寄せられた期待と信頼にお応えし、ふるさと伊方町の融和と発展のため、全力で取り組んで参る所存でございます。

 そして、昨年は伊方町にとりましても、8月12日に四国電力伊方原子力発電所3号機が再稼働するという、一つの大きな節目を迎えた年でございました。福島第一原子力発電所の事故によって、原子力発電を取り巻く社会環境が大きく変化した中での再稼働となり、町といたしましては、より一層の緊張感を持ち、事業者に対し安全対策の徹底を求め続けることはもちろん、正確で迅速な情報収集・情報公開を強化して行って参ります。また、万に一つもあってはならない事故に対する避難計画につきましても、原子力防災訓練や避難訓練等の実施を通じて検証を重ね、不断の見直しを行って参ります。

さて、平成29年は佐田岬灯台の初点灯から100年を迎えます。この100年を契機に、灯台の魅力をこれまで以上により多くの皆さまにお伝えするため、遊歩道の路面整備など灯台周辺の整備を進めております。また、今年はさまざまなイベントや新しい取り組みを予定しており、この記念すべき年を町内外の皆さまと一緒に盛り上げて参りたいと考えております。

 さらに今年は「えひめ国体」も開催され、伊方町を訪れる方の増加が期待されます。この絶好の機会に町民・地域・行政が一体となり、佐田岬半島の豊かな自然や、全国に誇れる柑橘・海産物などの特産品といった伊方町の魅力をPRし「伊方ファン」を増やすことで、地域経済の活性化や移住定住の促進へと繋げ、伊方町で暮らす人々も、伊方町を訪れる人々も「しあわせ」を感じるまちづくりに取り組んで参りますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 結びに、本年が皆さま方にとりまして希望に満ちた輝かしい年になりますよう、ご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私の年頭のごあいさつといたします。