ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ町長室へ > 町長あいさつ > 令和5年度 > 令和5年12月 第75回定例招集あいさつ

本文

令和5年12月 第75回定例招集あいさつ

記事ID:0021088 印刷ページ表示

 本日ここに、伊方町議会第75回定例会を招集致しましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、ご出席を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございます。

 また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、今年も残すところ、あと僅かとなりました。今年1年を振り返ってみますと、まず、全世界で猛威を振るった新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが、5月に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。これにより、自粛から活動へと切り替えながら、コロナ禍以前の元気を取り戻そうと、祭り行事をはじめ、様々な地域活動が再開されるなど、にぎわいを取り戻しつつあるところでございます。町民の皆様には、感染拡大防止について、多大なるご理解とご協力をいただき感謝を申し上げますとともに、医療従事者や福祉関係者の皆様には、昼夜を問わずご尽力いただいたことに対し、心からお礼を申し上げる次第でございます。

 次に、佐田岬半島ミュージアムについてです。8月のオープン以来、様々なイベントや企画展を実施し、9月には早くも入館者数が5千人を突破するなど、好評を得ているところでございます。

 今後も、創意工夫を凝らした展示やワークショップの開催などを企画し、町内外から多くの方に訪れていただき、佐田岬半島の魅力を深く知っていただけるような運営に努めてまいりたいと考えております。

 さらに、亀ヶ池温泉の再建工事が先月末に完了し、現在グランドオープンに向けて準備を進めているところでございます。再建にあたりましては、町内外から多くの励ましの声やご寄付をいただき、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。準備が整い次第、先行して、温浴施設の営業を開始し、その後、物販、レストラン、宿泊施設と、徐々に広げ、来年春のグランドオープンを目指しているところでございます。

 次に、人口減少対策についてです。町では、今年度を人口減少対策元年と位置付け、7月に伊方町人口減少対策重点戦略推進会議を開催し、町が取り組むべき施策の方向性等について、意見交換を行いました。また、民間提案制度等により、町有施設を活用したIT企業の誘致や賃貸住宅の整備が実現するなど、町の将来に向けて、持続可能なまちづくりを進めるうえで、大きな課題の一つである「産業と雇用の創出」についても、大きく前進した年であると、感じているところでございます。

 今後とも、官民連携の一層の推進により、住民サービスの向上、にぎわいの創出、新たな雇用の確保等を積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位には引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。

 次に、今定例会の補正予算に盛り込んでおります、主な取り組みといたしましては、

・物価高騰の影響を受ける、低所得世帯の負担軽減を図るための追加給付金
・町の基幹産業である柑橘産業への支援として、選果の省人化を目的とした、作業効率の良い選果機導入への補助金
・夏の梅雨前線豪雨により被災した、農道の復旧工事費     などを計上いたしております。

 さて、今定例会に提案を致します案件でございますが、報告案件2件、条例制定に関する議案13件、補正予算5件、その他3件でございます。

 いずれも町政を進めるうえで、非常に重要な案件でございます。
 会期中、よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のあいさつと致します。どうぞ、よろしくお願い致します。