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令和5年 年頭あいさつ 

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 新年あけましておめでとうございます。
 初春を迎え、ご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたことと謹んでお祝いを申し上げます。

 昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスが引き続き感染拡大し、町民の皆様は不安な日々を過ごされたことと思います。医療関係者をはじめ、町民の皆様にはワクチン接種への協力をはじめ、日々の感染対策には心から感謝いたします。町と致しましては、本年も引き続き、対策には万全を期して参ります。町民の皆様のご協力をお願い致します。

 昨年は「はなはな祭り」「きなはいや伊方まつり」、「瀬戸の夕凪まつり」が久しぶりに開催され、町内も少しずつ“にぎわい”を取り戻しつつあります。
 また、一昨年に焼失した亀ヶ池温泉は、焼失を免れた脱衣所、浴室のみを利用し、昨年4月から仮営業を開始し、11月末までに約55,000人のご来場を頂きました。皆様により愛される温泉を目指して、本格オープンに向け引き続き取り組んで参ります。
 そのような中で、今年は「佐田岬半島ミュージアム」を夏頃にオープンする予定となっております。佐田岬半島特有の文化、歴史、自然等を伝え、多くの方が気軽に訪れる施設となることを期待しております。

 さて、日本全国で人口減少が問題となっており、伊方町でも喫緊の課題となっております。愛媛県が昨年発表した将来推計人口は伊方町にとって衝撃的な内容となりました。このまま推移すれば伊方町の人口は現在の約8,500人から、2060年には1,898人となり、うち15~29歳の人口は84人と、県内トップの減少率が予測されました。“人財”の減少はまちづくりの根幹に関わる重要な課題になることから、「子育て支援」、「移住定住」、「地域活性化」など多方面の施策をより充実させ、町政最大の課題として全庁一丸となり考えうるすべての対策を積極的に取り組んで参ります。

 伊方発電所に関しましては、昨年1月に通常運転を再開し、営業運転を継続しております。国の原子力政策が大きく変化を見せている中で町といたしましては、引き続き安心安全を最優先に、正確で迅速な情報収集・情報公開に努め、事業者に対して安全対策の徹底を求めて参ります。

 本年が皆様にとりまして希望に満ちた年になりますことを、ご祈念申し上げ年頭の挨拶とさせていただきます。