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平成31年 年頭のごあいさつ

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 皆さま、あけましておめでとうございます。
 平成31年の初春を迎え、皆さまにはご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたものと、謹んでお祝いを申し上げます。また、昨年中は町行政に対し、格別のご理解とご協力を賜り心から厚くお礼を申し上げます。

 昨年は「平成30年7月豪雨」により、県内に甚大な被害が発生いたしました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた皆さまのご冥福を心からお祈り申し上げます。
 伊方町におきましては幸い人的な被害はありませんでしたが、南予用水の送水管破損に伴う断水や、町道、農道の崩壊等による通行止めなど、皆さまの生活に多大なご迷惑をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。
 町長に就任してからこれまで、安心安全のまちづくりには力を入れて取り組んでいるところであり、昨年も熱中症による健康被害を防ぐため、町内小中学校へのエアコン設置を決定し、工事を進めているところでございます。しかし、近年の異常気象や自然災害は想定を超える規模で起こっており、今後はより一層の防災・減災対策を進めて参らなければならないと、強く感じております。

 伊方原子力発電所に関しましては、昨年「乾式貯蔵施設」の設置、及び2号機の廃止措置計画に係る事前協議の申し入れがございました。また、運転差し止めの仮処分が決定していた3号機につきましては、異議審決定により、昨年10月に定期検査を終え通常運転が再開されました。町といたしましては、引き続き安心安全を最優先に、正確で迅速な情報収集・情報公開に努めて参るとともに、事業所に対し安全対策の徹底を求めて参ります。

 さて、いよいよ平成最後の年、そして新しい時代が始まるスタートの年を迎えました。
 伊方町が新しい時代の中で発展していくためには、今何をすべきか、何ができるのか。行政・地域・町民が一体となり、考え、取り組んでいくことが重要であると思っております。

 本年3月末に水ヶ浦小学校は閉校し、町内の小学校は5校となります。伊方町の人口減少・少子高齢化は依然として最重要課題であり、迅速に取り組みを進めて参らなければなりません。
 その取り組みの一つとして、昨年、町内唯一の高校であります県立三崎高等学校に公営塾を開設いたしました。生徒たちが将来、伊方町でまちづくりのリーダーとして活躍してくれることを期待し、塾では地域活性化に関するゼミ活動なども行っております。また、本年は「観光交流拠点施設佐田岬はなはな」のリニューアルへ向けた取り組みも進めて参ります。

 伊方町の未来のため、子育て支援、地場産業の活性化、観光振興、移住・定住対策など、あらゆる分野において積極的に取り組んで参る所存でございますので、引き続き皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 結びに、本年が皆さま方にとりまして希望に満ちた輝かしい年になりますよう、ご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私の年頭のごあいさつといたします。