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平成30年9月 第54回定例会招集あいさつ

記事ID:0011224 印刷ページ表示

 本日ここに、伊方町議会第54回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中、全員のご出席を賜り、感謝を申し上げます。
 また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、7月に発生をいたしました「平成30年7月豪雨」では、愛媛県内におきましても、甚大な被害が生じました。
 被災されました方々に対しましてお見舞いを申し上げますと共に、亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
 本町におきましては幸いにして人的な被害は免れましたが、南予用水送水管の破損をはじめ、町道・農道・園地の崩壊等各地で被害が発生いたしております。一日も早い復旧に向け、全力で対応して参りたいと存じます。
 また、この最近を見ましても、台風21号の関西地域をはじめとする甚大な被害、北海道での大規模地震など、近年の気象状況は想定のできない規模や範囲などに拡大しておりまして、今までにない大規模な災害が全国各地で発生いたしております。
 町といたしましても、日頃から防災・減災対策に取り組んでいる所ではありますが、更に重ねての対策や対応方法につきまして、昨今の様々な事例を教訓として、住民、行政と企業などが一体となり、防災・減災対策に努めるようしっかりと進めて参ります。

 さて、私は町長に就任をいたしましてから、2年が過ぎようとしています。
 任期の折り返しを迎えるに当たり、この2年間を総括し、町政の進展のために残りの任期を精一杯努めて参りたいと、決意を新たにいたしているところであります。

 またこの間、伊方発電所におきましては、1号機、2号機が廃止となり、3号機は再稼働しましたが、その後の定期検査の状態が続いている状況でございます。
 今後も安全管理を最重要課題として、適切な情報公開により、町民に対する更なる信頼向上に努めるように四国電力に対して求めて参りたいと存じます。

 季節は秋を迎え、朝夕、随分過ごしやすい季節となりました。
 町内では、基幹産業であります柑橘の収穫を迎え、1年間の成果として、大変に忙しい時期を控えているところでございます。
 今後も、基幹産業であります農業、漁業などの一次産業をはじめ、観光産業の振興等につきましてしっかりと取り組んで参ります。

 さて、今定例会に提案いたします案件でございますが、

・報告事項 2件
・町長の専決処分事項報告 2件
・条例改正、廃止及び制定に関する議案 8件
・平成29年度一般会計及び特別会計の決算の認定 12件
・平成29年度一般会計及び特別会計補正予算 9件
・財産の取得に関する議案 1件
・人事案件 4件   でございます。

 いずれも、町政を進める上で、非常に重要な案件でございます。会期中ご審議のうえ、適切にご決定を賜りますようお願い申し上げ、招集の挨拶とさせていただきます。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。