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平成30年6月 第53回定例会招集あいさつ

記事ID:0010935 印刷ページ表示

 本日ここに、伊方町議会第53回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、全員のご出席を賜り、感謝を申し上げる次第でございます。
 また、日頃から町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、平成30年度も2か月半が経過をいたしました。
 昨年度は、「佐田岬灯台点灯100年」と「えひめ国体」の年でございました。今後、これらの事業開催の成果や盛り上がりを一過性で終わらせないように、様々な取り組みや事業の実施、更なる施設整備などを計画的に実施して参りたいと考えています。
 さらに、本町の基幹産業であります一次産業の振興策や観光産業の振興につきましては、これからの伊方町の命運を握る大きな政策の柱としてしっかりと取り組んで参りたいと存じます。
 議員各位におかれましては、これらの諸施策について様々なご意見やご提言を賜りますよう、お願いを申し上げます。

 次に、伊方発電所についてでございます。
 まず「2号機」につきましては、3月27日に四国電力の方針として廃炉との報告を受けたところでございます。今後、廃止措置計画等が策定され、町へも安全協定に基づく正式な申し入れがされることになるかと思いますが、廃炉作業などにあたりましては、1号機と同様に安全第一の取組みや、徹底した情報公開に加えまして、地元経済への配慮を四国電力に対し求めたところでございます。
 さらに「乾式貯蔵施設」につきましてでございますが、5月25日に安全協定に基づきまして事前協議の申し入れがありました。この「乾式貯蔵施設」につきましては、平成28年12月に事業者が設置の検討を表明をいたして以降、町議会の原子力発電対策特別委員会におきまして、四国電力から施設の説明を受けたり、東海第2発電所での現地視察などを実施されたりしておりますが、先月正式に事前協議の申し入れとなったところでございます。申し入れの際には、あくまで一時的な貯蔵であることと、町民への丁寧な説明を要望いたしました。
 今後におきましては、議会及び環境監視委員会に諮りご意見を頂戴し、また町民の皆様のご意見も参考とさせていただきまして、町の姿勢を示して参りたいと考えております。
 このように、伊方発電所につきましては安全性の確保を最優先に、日常の安全管理と情報公開に努めるなど、不断の取り組みを行うよう四国電力に求めて参りますので、議員各位には引き続きご協力、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、今定例会の補正予算につきましては、一般会計のみの提案でございますが、主な事業を申し上げますと、

総務費におきまして、財政調整基金積立金、2憶5,965万3千円
農林水産業費におきまして、伊方共選鮮度維持装置設置事業に、1,339万2千円
教育費におきましては、小中学校空調設備整備事業としまして、1億2,036万1千円
さらに、移動式バスケットゴール購入事業としまして、1,213万4千円 を計上しております。

 以上が、一般会計補正予算の主な事業でございます。

 さらに、今定例会にご提案いたします案件でございますが、

・報告案件 3件
・条例の制定及び改正議案 4件
・平成30年度一般会計補正予算 1件
・工事請負契約の締結に関する議案 3件
・その他 1件   でございます。

 いずれも、町政を進める上で非常に重要な案件であります。会期中よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のあいさつとさせていただきます。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。