ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ町長室へ > 町長あいさつ > 平成29年度 > 平成30年 年頭のごあいさつ

本文

平成30年 年頭のごあいさつ

記事ID:0010262 印刷ページ表示

 皆さま、あけましておめでとうございます。
 平成30年の初春を迎え、皆さまにはご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたものと謹んでお祝いを申し上げます。また、昨年中は町行政に対し、格別のご理解とご協力を賜り心から厚くお礼を申し上げます。

 昨年を振り返りますと、秋には選挙権が18歳に引き下げられてから初めての衆議院議員総選挙が行われ、野党の再編もあり結果が注目されましたが、自民公明両党合わせて3分の2の議席を確保する結果となりました。今後の憲法改正への動きが注目されるところですが、一方で、甚大な被害をもたらす災害の度重なる発生や、緊迫する北朝鮮情勢への対応など喫緊の課題が山積しており、政府には国民の生命と財産を守るための政策をしっかりと進めていただきたいと強く願うばかりであります。

 伊方町にとりまして、昨年は佐田岬灯台が初点灯から100年目を迎えるという大きな節目の年でございました。点灯100年目を記念し、新たな眺望スポットとして「御籠島(みかごじま)展望所」が誕生し、町内外から多くの方にお越しいただきました。100年という長い間、豊予海峡を航行する船舶の安全のために海を照らし続けてきた佐田岬灯台は、日本ロマンチスト協会の「恋する灯台」や、国の登録有形文化財に認定されるなど多方面から注目をいただいております。100年を新たなスタートとし、これからも伊方町のシンボルとして、佐田岬灯台を中心とした観光行政に力を入れて取り組んで参る所存です。
 また、10月には「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」が開幕され、伊方町でも成年女子バレーボール競技会を開催しました。町民が一丸となって準備を進め、心のこもったおもてなしで選手や監督、応援に訪れた方々に喜んでいただくことができました。ご協力いただきました皆さまに、改めて厚くお礼を申し上げます。
 伊方原子力発電所に関しましては、昨年12月に広島高等裁判所において3号機の運転差し止め仮処分が決定いたしました。これからの動向を注視していくとともに、町といたしましては、引き続き、正確で迅速な情報収集と情報公開に努めて参ります。

 さて、私が町長に就任し1年余りが経過しました。伊方町の人口減少をなんとか食い止めるため、本年も子育て支援の充実、移住・定住対策の促進、地場産業の活性化などに積極的に取り組んで参りますが、行政だけの力では大きな成果をあげることはできません。行政・地域・町民が一体となり、これからの伊方町のためにともに取り組んでいくことが重要であると考えておりますので、本年も皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 結びに、本年が皆さま方にとりまして希望に満ちた輝かしい年になりますよう、ご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私の年頭のごあいさつといたします。